こんにちは!
ここではFX用語をまとめています。
なるべく見やすいように、あいうえお順でまとめました。
随時更新していきますので、特に初心者の方はたくさん眺めて覚えてくださいね!
用語 | 説明 |
陰線 | チャートにおいて、ローソク足が始値よりも低い状態で確定すること。赤色で示されることが多い。下げ相場において発生しやすい。 |
EA | Expert Advisorの略。MT4,MT5上で自動売買を行うプログラムの総称を指す。 |
植田総裁 | 現在の日銀総裁(日銀のトップ)。 |
FX | Foreign Exchane(外国為替)が転じて、外国為替証拠金取引のこと。現在は株価指数や金、ビットコイン等も取引出来るFX業者も多く、これらも含め広義にFXと呼ばれることもよくある。 |
MT4,MT5 | 多くのFX業者において用いられている、FX取引するためのアプリ。MTは「Metatrader」の略。ここに業者から発行された口座番号とパスワードを入力することで、取引出来るようになる。MT4,MT5の他に、独自のアプリを発行している業者もあるが、特にどちらが有利不利というのはない。 |
エントリー | 取引すること。(例:ドル円ロングを1ロットエントリーした) |
追証 | 追加保証金の略称。証拠金取引を行うための残高が不足しており、その状態を解消するために必要なお金のこと。 |
おはぎゃー | 平日の夜中寝ている間に欧州や米国市場で相場が大きく動き、翌日朝起きて多額の損失を抱えていることを表す言葉。 |
逆神 | 主にX(Twitter)上で、「その人がエントリーすると、相場が逆に動く」と言われている人のこと。(例:〇〇がロングしたから、相場が下がりそうだ) オカルトだと思ってバカにすると、痛い目に遭うことが多い。 |
逆張り | 相場の流れに逆らってエントリーすること。(例:相場は上げ続けているが、そろそろ下がりそうだと思うのでショートする)人間心理として、上がり続けており「高過ぎる」と感じるものを買うのは勇気がいるし、下がり続けており「安すぎる」と感じるものを売るのも勇気がいるため、安易に「そろそろ流れが変わるだろう」と逆張りする人は多い。しかし相場の流れはそう簡単には変わらないため、安易な逆張りは大損につながることが多々ある。 |
クソポジ | 「クソポジション」の略。相場が下がり調子で、もっと下がると見越してショートした結果、そこを境に相場が反転し、あろうことか最も下の安いところで売ってしまい、助かりそうもないポジションのこと。クソポジを持つと、如何に早くそれを認識して損切りするかが大切になる。 |
経済指標 | 雇用統計(労働者数、失業率等)、CPI(消費者物価指数)など、各国の雇用・経済状況等を表す指標のこと。あらかじめ発表時刻が決まっており、特に雇用統計・CPI等重要な指標はその後の中央銀行の金利決定に大きな影響を及ぼすため、為替が大きく動く。 |
口座開設ボーナス | FX業者などの口座開設(と本人確認)を完了するだけでもらえるボーナスのこと。未入金ボーナスとも呼ばれる。 基本的にボーナスは出金出来ないが、取引の残高として使えるため、ボーナスを使って取引し、利益を出して出金、というのが理想である。業者によっては口座開設ボーナスのみでの取引の場合、出金額を制限している業者も存在するので注意。 |
証拠金(必要証拠金) | 取引するために必要なお金のこと。取引したいロット数とレバレッジによって決まる。例えば1ドル150円の時、1ロット(10万通貨=1,500万円分)、レバレッジ1,000倍の業者で取引したいならば、必要な最低証拠金は1,500万/1,000=1.5万円となる。(15,000円あれば、1ロットエントリー出来る) |
為替介入 | 為替のゆがんだ動きを元に戻すため、中央銀行が介入すること。直近では、円安(=ドル買い円売り)によりドル/円相場が上昇し続けており、行き過ぎた円安は日本経済に悪影響であるため、日銀がドル売り円買いを仕掛けることでドル円/相場を下げようとした。当然ながら巨額の資金を投じるため、普通ではありえない、一瞬で数円の値動きが発生することとなる。 |
サーキットブレーカー | 株式市場や先物取引において価格が一定以上の変動を起こした場合に、強制的に一時取引を停止させるなどの措置を行う制度のこと。直近では2024/8の日経平均,TOPIXの暴落でサーキットブレーカーが発動した。 |
ショート | 相場が下がると見越して、売り方向にエントリーすること。(例:ドル円を2ロットショートした) |
スイスフランショック | 2015年1月15日、スイスの中央銀行であるスイス国立銀行が、設定していた1ユーロ=1.20フランの為替レートの上限を撤廃すると突然 発表したこと。これにより、スイスフランが40%(今のドル円で言うなら60円近くも変動)し、巨額の利益(損失)を被るトレーダーが発生した。とは言え、スイスフランはそこまでメジャーな通貨ではないため、世界中のトレーダーが阿鼻叫喚となったわけではない。当時の値動きのすさまじさはYoutube等で見ることが出来る。 |
損切り | 含み損を抱えている自分のポジションを決済すること。トレードは買いと売りがワンセットであり、買っていたものも売れば一旦その取引は終了し、利益または損失が確定する。含み損が増えていっている時に「これは無理だ」といち早く察知して損切りすることはとても勇気がいるが、損切り出来るトレーダーは基本的に優秀とされている。 |
チャート | 相場の値動きを時系列で表しているもの。1分毎にローソク足が確定する「1分足」、1時間毎にローソク足が確定する「1時間足」など、見る時間軸によってチャートの形は大きく異なる。 |
中央銀行 | 各国(地域)に存在する、政策金利を決定する機関。日本であれば日銀、米国であればFRB(Federal Reserve Bank)、欧州であればECB(Europian Central Bank)がこれに該当する。政策金利決定の瞬間は為替相場が大きく変動することが多い。 |
入金ボーナス | 入金額に対して付与されるボーナス。かつては200%の入金ボーナスもあった(10万円入金すると、20万円のボーナス=30万円の残高)。残高が大きいほど取引ロットも大きく出来るし、大きい値幅に耐えられるため、基本的にメリットしかない。現在は100%の入金ボーナスを実施している業者が数社、それ以下の20~70%程度の入金ボーナスを実施している業者は多く存在する。 当然ながら、自己資金をなるべく少なく使いつつ多く利益を上げれることに越したことはないので、ボーナスを活用していくことはとても重要である。 |
パウエル議長 | 米国FRB議長(FRBのトップ)。 |
ヒゲ | チャートのローソク足において見られる、線のようなもの。ヒゲは「その価格までは上がった(下がった)」ことを示している。例えば、ローソクの始値からいきなり大きく上昇したものの、その後売りに大きく押された場合、長い上ヒゲが発生する。下げ相場において上ヒゲは更なる下げのサインとなることが多いが、上げ相場において上ヒゲが発生し、「売り時かな」と思って安易に売ると、そのヒゲを上抜いて一気に上昇し、担がれてしまうことも多いので要注意。 |
pips | トレードの値幅を計算するときの単位。トレードする対象によっても異なるが、基本的には0.01=1pips(例:ドル円が150.00→150.50円に動いた→50pips円安になった) 但し、ユーロドルやポンドドルでは0.0001が1pipsとして使われる(例:ユーロドルが1.0900→1.0850に動いた→50pipsユーロ安になった) |
プロップトレード | 従来は、会社等から委託されて取引を行うトレードのこと。一般的に成果報酬制であり、上げた利益の一部を報酬として受け取る体系が多い。 転じて、現在プロップトレード業者が流行しつつあり、こちらは「あるプランを購入し、数回のチャレンジに成功すると以降の取引で挙げた利益の一部を報酬(情報料)として支払う」というものである。 トレーダーからすればチャレンジに成功すれば、少ない購入額で大きな残高の口座を運用出来るためトレードに成功すれば多額の出金が見込める、といったメリットがある。例えばFintokeiの場合、約10万円の購入プランの場合2,000万円のデモ口座が付与され、2回のチャレンジに成功するとプロトレーダーとして認定され、(一定の損失額になると失格になるものの)以降その口座で上げた利益の80%を出金出来るようになるという大きなメリットが存在する。 |
ポジション | 今自分が持っている対象資産そのもの。(例:今、ドル円1ロットのロングポジションを持っている)それを決済完了することを「ポジションを解消する」と言う。X(Twitter)では「ポジる」とも言われる。 |
ポジトーク | 自分がロングポジションを持っている時にXで「さすがにこの相場環境で上がらないはずはないよな」等と、自分のポジションに利益が出ることを期待した発言のこと。基本的にそれで相場が動くことはほぼないが、かつてまだ取引が少なかった頃の暗号資産などは、インフルエンサーのポジトークによって相場が急変することもよくあった。 |
マイルール | 「いくら以上の含み損になったら損切りする」「どのくらいの利益になったら利益確定する」など、自分でルールを決めておくこと。資金管理はトレードにおいて最も大切なところであり、含み損になったらマイルールに則って感情を捨てて損切り出来る人は、基本的に上手いトレーダーとされている。 |
要人発言 | 各国の政策金利を決定する関係者(日銀や、米FRB、欧州ECB等)が発言すること。利上げ・利下げを決定する当事者であるため、主要人物であればあるほど為替に大きな影響を与える。また、その人の従来のスタンス(利上げ派:タカ派、利下げ派:ハト派)を覆す発言をした時なども為替に大きな影響を与える。 |
陽線 | チャートにおいて、ローソク足が始値よりも高い状態で確定すること。緑色で示されることが多い。上げ相場において発生しやすい。 |
ラガルド総裁 | 現在のECB総裁(ECBのトップ)。 |
レバレッジ | 必要な証拠金を決めるための倍率のこと。例えば、1ドル150円の時に1ロット(10万通貨=1,500万円分)のポジションを持とうとした場合、レバレッジ1,000倍であれば、1,500万円/1,000=1.5万円あればエントリー出来る。しかし、レバレッジ500倍の場合、1,500万円/500=3万円の原資が必要になる。 レバレッジが高いほど、少ない原資で大きな取引が出来るが、ロスカットされるまでの値幅が狭くなるため、トレードの難易度が上がる。 |
ロスカット | FX取引では少ないお金で大きな取引が出来るが、自分の口座残高(の一歩手前。詳しくは「証拠金維持率」も参照)の含み損を抱えるとポジションが決済されてしまい、取引終了になる。(言い換えると、そうなる前に含み益にして、プラスで決済して取引を終わらせる必要がある)それをロスカットと呼ぶ。 |
ロスカット水準 | 名前のとおり、ロスカットとなる水準のこと。 例えば、10万円の残高のある口座で、必要証拠金が10万円の取引をしたとする。この時、必要証拠金に対して残っている残高 (証拠金維持率)=残高/必要証拠金 は、10万円/10万円=100%となる。ここから含み損を8万円抱えて、残高が2万円となってしまった場合、必要証拠金は変わらないので 証拠金維持率=2万円/10万円=20%となる。 基本的に多くの業者では証拠金維持率が20%となると強制決済されてしまい、その取引は終了となり、取り返すのが難しくなる。この20%をロスカット水準と呼ぶ。業者の中には証拠金維持率が10%,0%でギリギリまで耐えることの出来る業者も存在するが、20%だと多少のお金が残るのに対し、0%だと綺麗さっぱりなくなってしまう。(が、その分耐えられる値幅が大きくなるため、助かる可能性も大きくなる) |
ロング | 相場が上がると見越して、買い方向にエントリーすること。(例:ドル円を2ロットロングした) |
ローソク足 | チャートを形成する、1本1本の棒のようなもの。始値(そのローソクのスタート地点)よりも高い状態でそのローソクが確定した場合、「陽線」、始値よりも低い状態でローソクが確定した場合、「陰線」となる。ローソクの形状は様々なパターンがあり、そのパターンによって大まかな相場の強弱が判別できる。 |