こんにちは。
今日は、「1万円から100万円を作るには」を考えてみます。
皆さんにとって「100万円」とはどれくらいの大きさでしょうか。学生さんにとっては気の遠くなる金額かもしれませんし、社会人にとっては、多い人であればボーナス1回分、といった印象でしょうか。
今日、Xでは「MEGA BIG」が話題になっていました。「MEGA BIG」は、コンピューターがサッカーの各試合の勝ち負けをランダムで抽選し、当たれば高額の当せん金が手に入るというものです。
10億円を超えることもある1等の当せん確率は約1680万分の1と気の遠くなるような数字です。
「MEGA BIG」以外にも様々なくじがあり、最高当せん金額が100万円の「mini BIG」で約2万分の1だそうです。
やはり大金を手にするのは誰にとっても夢ですが、MEGA BIGにしろmini BIGにしろ当せんするにはある程度まとまった金額を投入するしかなく、したとしても外すリスクは極めて高いものとなります(だって外したら0ですから)
本題に戻ります。
「100万円を作るには」
FXも当然リスクがあります。
但し、ちゃんとリスクをコントロールして(つまり無理なレバレッジをかけずに)FXで資金を増やしている人はたくさんいます。未だに、世の中では(FX=ギャンブル)という認識を持つ人が大半ですが。
1万円を100万円にしたいとします。
1,2,4,8,16,32,64,128…
(1/2)^7=1/128
本当はこういう考え方をしてはダメなのですが、FXでのエントリーは「上がるか下がるか」の2択です。TOTOのように「引き分け」はありませんし、競馬のように馬が10頭以上いるわけでもありません。
元手が1万円あったとして、それを倍に増やす。これを7回。
「勝ち」or「負け」→1/2→1/2^7で1/128。128回に1回は1万円から100万円を作れる。これってすごいと思いませんか?
もちろん現実はそんな簡単ではありません。トレードしている仮定で色々な心理が働き、「勝ち」or「負け」を選択するだけのトレードが複雑になっていきます。
例えば、下げ相場で「下がり過ぎだからそろそろ上がるだろう」と安易な逆張りをすることで、そのまま相場が下がり続け、順張りしていれば一瞬で2倍に出来たものがパーになってしまったり。
つまり「勝ち」or「負け」の50%の勝負は、その人の技術やメンタルで90%にもなれば、10%にもなり得るということです。
90%の確率で2倍に増やせる人なら、上記の1万から100万に増やせる確率もかなり高くなるわけですね。
改めて、すごいと思いませんか?元手はたったの1万円なわけですから。
仮にmini BIGに1万円突っ込んだとして、1口200円→50口
1等当せん確率が2万分の1→50口購入したとして、当選確率はざっくり1/400。ランダムなので重複があればもう少し確率は悪くなるでしょうし、何より外したら元金は0になります(実際は2,3等の当せんで多少は残るかもしれませんが)
FXで上記のように、リスク管理をして時間をかけてでも2倍に出来る確率を70%まで上げられるなら1万円→100万円に出来る確率は約8%つまり12回に1回は100万円を作れる計算になります。
しかも、100万円までいかずとも公営ギャンブルと異なり「途中で出金する」ことも出来るわけです。
FXをやったことのない人は「そもそも元手を2倍にするなんて無理だろう」と思う人も多いと思いますが、それはレバレッジをかけることで可能になります。海外FXなら、1日で10倍以上なんてのも多くの人が1度は経験があるでしょうし、よくある話です。FXをやったことのない人の「借金のリスクがある」というイメージも、少なくとも海外FXなら相場が急変して口座がマイナスになったとしてもゼロカットシステムという仕組みでゼロリセットしてくれるため、「入金額以上の損」をすることは基本ありません。
「少額から増やす」という意味では、FXは現実的だよなと、今回のMEGA BIGを見て思った次第でした。
ちなみに投資信託などでは、「シャープレシオ」という指標があります。
シャープレシオとは、「取ったリスクに対してのリターンの大きさ」を表す指標になります。
いずれの投資においても、結局「ローリスクハイリターン」が理想なわけですね。
今年新NISAが始まったこともあり投資信託を買った人もいるかもしれませんが、もし興味があれば自分の持っている投資信託のシャープレシオと他の商品のシャープレシオを比べてみたりしてください。きっと面白いと思います!