FX基礎

ロットについての考え方

こんにちは!

今日はロットについての考え方をご紹介します。

初心者で一番多いのが「訳も分からず大きなロットを持ってしまって、一瞬で残高が0になった・・・」ボーナスならいいものの、リアルマネーだとシャレにならないですね。

なので、今回はロットの考え方について勉強しましょう。

<基本的なロットの考え方>

まずそもそもですが、「ロット」とは、取引を注文するときに入力する数字です。

この数字が大きいほど、値動きに対して動く金額が大きくなります。

まず「海外FXにおいては」基本的に1ロット=10万通貨となります。

ただ、10万通貨といわれてもピンとこないと思います。

ドル円で言うと、10万通貨は「10万ドルを日本円で買って持っていること」と同じです。

色々考えるとややこしくなるので、この2点だけ頭においてください。

①「10万ドル」という金額の大きさ

②日本円でドルを買って、今は円ではなく「ドルを持っている」こと

まず①は計算するとその大きさが分かります。1ドル=160円とすると、160×10万ドル=日本円にすると、1,600万円分のドルを持っていることになります。

次に②ですが、今は円ではなくドルでお金を持っているため、ドル/円のレートが変わると利益になったり損失になったりします。

仮に1ドル=161円になったとしても、「10万ドルを持っている」事実は変わらないので、161×10万ドル=1,610万円となります。買った時点で1,600万円だったので、差し引きすると10万円の利益が出ていることになりますね。

仮に1ドル=159円となってしまった場合は日本円にすると1,590万円になっているので、10万円の損となります。

つまり、「海外FXでドル/円を1ロットを持つと、相場が1円変動すると10万円の利益(もしくは損失)になる」ということです。

これは分母がJPY(〇〇〇/JPY)のものは基本同じで、USD/JPYだけでなく、EUR/JPY(ユーロ円)やGBP/JPY(ポンド円)も1ロットのポジションを持つと、1円相場が動くと10万円の利益(もしくは損失)になります。

ひとまずは、ここまで覚えておくと大丈夫です!

1ロットのポジションを持つと、相場が1円動くと10万円の利益(もしくは損失)となる。

ということは、ロットを0.1ロットに落とせば、相場が1円動くと1万円の利益(もしくは損失)となる、ということですね。

大体、クロス円(USD/JPY、EUR/JPY,GBP/JPYなど)は大きな経済指標などが無い場合1日に平均1円くらい動くので、0.1ロット持っている場合は、1日1万円くらいの値動きがあるんだ、という「自分の持っているロットに対する値動きの大きさ」を把握できていれば、初心者トレーダーとしては十分合格点だと思いますよ。